とんかつ栄ちゃんで真田丸の鶏かつを食べる(2回目)

前回の真田丸の鶏かつは旨かった。
この味を求めて夜の道を進む。
店に入ってからしばらくすると、マスターのお子さんが入ってくる。
彼の頭は坊主に見えるほど短く刈られている。

彼によると私が店に入るところを見たという。
私は彼に気づかなかった…
以前、空腹時にパン屋へ突進して手前の柵に気づかずにコケた経験があるw
何においても周りが見えなくなることは危険だ。
この件は私にとって良い戒めだ。

マスターと彼とのやりとりに目を細める。
マスターはこの上なく幸せそうで、こちらも幸せな気分になる。

そして鶏かつができあがり、配膳される。
もも肉から食べる。
締まった筋繊維に旨みは十分に蓄える。
皮や筋繊維の束の間にある脂身はすばらしい香りを放つ。
濃い旨みと良い香りに感心する。

次にむね肉を食べる。
思ったより熱を感じることに驚く。
高い保水性に起因すると推測する。
もも肉と異なる緻密な味を愛でる。

お楽しみはフリーズドライの味噌である奏龍をつけて食べることだ。
肉の良さに味噌が持つ豊かな味と香りが加わり、別の良さを獲得する。

今回の真田丸も旨かった。
もっと食べたくなるw
2,900円、今日もごちそうさまでした。
2019/11/13 20:35
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