とんかつの日が来た

とんかつ栄ちゃんに行く。
今回の豚は白金豚
今日の白金豚はどうかな?と心待ちにしていた。
しかしマスターから意外な言葉が。

柏幻霜の味噌漬け、あるよ。
ひどい。残酷w
白金豚を食べにきたのに…w

さらに言葉が続く。
前回の雪辱戦をさせてほしい。
白金豚のとんかつか、柏幻霜ポークの味噌漬けか…
でも雪辱戦を断るわけにはいかないなぁ…と葛藤の末に雪辱戦を受ける。

マスター、なんかすごい技を編み出した。
いつもよりちょっと厚く切る。
切った肉の片側に厚くつく脂身から包丁を入れて、赤身が完全に切れないところで止める。
そしてそれを開く… 技の名前は観音開きだw
完成した切り身の周囲に脂身があり、その脂身が赤身を囲む…
脂身を海に例えるならば、赤身は島だ。
夢のようなリゾートと化す。

できるまでしばし待つ。
その間、リゾートに旅立つ前らしく胸を踊らせる。

そしてできあがる。

脂身は焦げやすいので、いつもは脂身がある片側だけがすこし焦げる。
しかし今回は脂身が赤身を囲ってて、周囲がいい感じ焦げている。
期待した通りw

食べる。

一切れが脂身→赤身→脂身の順で口の中に入る。
なんか不思議な感じw
噛めば上品な旨味のみが口の中に広がる。

もともと柏幻霜ポークは味にノイズがないので旨味を純粋に楽しめる。
とんかつの場合、赤身は味わいの主張を楽しむ。
今回は味噌によりその主張はやや抑えられ、優雅になった感じだ。

脂身の旨味は味噌の甘みでとんかつの場合より一歩引いた感じがする。
それでも十分旨味が楽しめる。
特にやわらかかった部分の脂身の歯ごたえがまったくない。
低温で融ける良質の脂身であることがわかる。

さすが柏幻霜ポーク。
危うく旨さで溺死するところだったw
雪辱戦、負けました。

今日のお米、味噌漬けにぴったりの好きな硬さ。
やっぱり米はおいしいなぁ…
1,980円、今日もごちそうさまでした。
2012/07/06 22:32
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