雪の大谷ウォークを目指す

始発で行くため、4:30に起きる。
空は雲が多いが、切れ間がある。
しかし仕度をしてホテルを4:55くらいに出ると、雨が強く降っている。
山は雪が降るだけ…と自分自身をなだめる。

富山地方鉄道の始発の列車には誰もいない。
貸切の状態で5:17に発車する。

早月加積(はやつきかづみ)というアニメキャラクターの名前のような駅を通る。
電車の中吊りにある定期券の広告に描かれた女の子の名前に合うと直感する。
勝手に 早月加積ちゃん と名づけたかわいい女の子(富山地方鉄道のサイトから引用)
広告をみてもこの娘の名前がないので、勝手に早月加積ちゃんと名づけたw

立山行の列車に乗り換えるため、寺田駅で降りる。
雨はすでに止んでいる。
加積ちゃんと別れるのは辛かった…w

立山行きの列車として16010形が来て驚く。
特急か?と思い、乗るのに躊躇するが、行き先表示板を見ると普通とある。
興奮しながら乗る。

車内はきれい。
木が多く使われている。
予備知識なしで乗るが、誰がデザインしたかわかるw

雨は降っていないが、雲は多い…
天候に心配する。

立山駅に着く直前でアナウンスがある。
ケーブルカーが電気系統の故障で運行を停止しているらしい…
心配事がひとつ増えるw

立山駅でケーブルカーに乗り換える。
駅ではケーブルカーの運行が再開されるアナウンスがあり、安心する。

すでに前の数便が運休しているので、乗ったケーブルカーは満員になる。

ケーブルカーの次はバスに乗り換える。
しかし除雪作業のため、バスが運行していない…
山は荒れているようだ。

かなり待ってバスに乗り込む。
一番前の席に座れる。

濃い霧の中をバスは進む。

順調に進むが、弥陀ヶ原で足止めされる。
ここから室堂までの気象は全く違う。
待っても天候が回復しない…

しかしスタッフは慣れているのだろう。
先導する車がハザードランプを点滅させながら出る。
バスはその車に続く。

先導する車が見えなくなるほど吹雪く。
5m先ですら見えないときもある。
運転士は観光用DVDを止めて本気モードで運転するw
それほど視界が悪い。

雪の壁はなんとか見える。
晴れていたら青い空とのコントラストが映えただろう…

室堂ターミナルに着く。
今日始めて着いたバスだったらしい。

この悪天候で雪の大谷ウォークの開催は見合わせている。
天候の回復に賭けて、少し待つことにする。

外に出る。
風が強く、雪は霰に近いが、思ったより寒くない。
悪天候なのに真っ白な世界が広がり、目を開けるのが辛い…
曇りでもサングラスは必須のようだ。

立山自然保護センターにも行って雷鳥について知る。

11時くらいにターミナルに戻ると、雪の大谷ウォークの午前の中止が決定していたw

帰りの電車があるため、未練が残る室堂を去る。

トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで黒部ダムに着く。
意外にもこれらの輸送機関は空いてる。
特にロープウェイは貸切の状態で気持ちいい。
しかし逆方向はツアー客が多く、混んでいる…
この時期は富山から長野に抜けるルートがいい。

2つ目のトロリーバスを降りる。
雪は舞っているが晴れている。
山の気象とは全く違う…

雪の大谷ウォークができなかったことは残念だが、また行けばいい。
2013/04/26 21:23
車・バスについて他にもなんか書いてます。
タグ