父と行く旅行の約束を果たすため、道後温泉に向かう
Jetstarで松山空港に向かう。
成田を経った飛行機は右旋回しながら上昇する。
旋回するときに飛行機の翼は大きくバタつき、私の恐怖心を煽るw
川が見えるが、何と言う川かわからない。
しかし霞ヶ浦が見えて、その川が利根川であることを知る。
まさか利根川や霞ヶ浦が見えるとは思わなかった。
千葉県と茨城県が一望できるほど高い。
関東平野を出ると同時に雲がかかり始める。
雪化粧をしている山もある。
やがて雲は地表を覆い、どこを飛行しているかの情報を失う。
時折現れる雲の切れ間から得られる情報は山・川・集落のみだw
機長さんから岐阜県の上空を高度11600mで飛行中という説明が入る。
飛行機は概ね安定した飛行を続けるが、時々揺れる。
そのようなときに悪いイメージは頭に浮かんでしまう…w
離陸から1時間以上経つ。
ようやく飛行機に慣れる。
雲の量は減り、瀬戸内海を確認する。
松山空港に近づき、飛行機は3回大きく左旋回する。
2回目の旋回で飛行機は大きく動揺する。
飛行機に慣れたと思っていたが、この揺れに焦るw
飛行機は松山市街に接近したところで滑走路に進入して着陸する。
松山空港に着く。
次はリムジンバスに乗る。
時間は15分しかないので、急いで乗車券を買い、バスに乗り込む。
満員のバスは交通量の多い通りをゆっくり進み、JR松山駅前に着く。
最初の計画では同じバスで道後温泉に向かうつもりだった。
しかし父は3週間ほど前に見たテレビで坊っちゃん列車のことを知り、今回の旅行に坊っちゃん列車の乗車を組み込んだ。
JR松山駅の観光案内所で坊っちゃん列車の乗車券を買う。
市内電車の駅で待つと、遠くに蒸気機関車を模した車両が見える。
坊っちゃん列車だ。
列車の1両目に乗る。
客車は車掌車のようで、内装はすべて木でできている。
車内の照明はガス燈を模した電燈である。
電燈のやわらかい光に照らされた車内は心に染み入るレトロ感を醸す。
当時の車両をできるだけ忠実に再現した列車らしい。
乗り心地も再現され(?)、よく揺れるw
それと板張りのイスと相まって、尻は痛いw
しかし今日においてこれは貴重な体験である。
車掌さんによると、道後温泉発の坊っちゃん列車のほうが混むらしい。
時間の有効性も考えると、今回のルートは正しい選択だった。
私たちを乗せた坊っちゃん列車は道後温泉駅に着く。
機関車は方向転換をする必要がある。
機関車の備わったジャッキを使い、車体を浮かせて人力で回転させる。
方向転換した機関車は客車と再び接続し、展示用の引込み線に入る。
商店街を進む。
商店街の最後に道後温泉本館は現れる。
道後温泉本館はコンパクトにまとまっているように見える。
今日は葛城という宿に泊まる。
道後温泉本館とは道1本を挟むくらいの近いところにある宿だ。
チェックインを済ませ、部屋に入る。
休む暇なく父は道後温泉本館の湯につかりに行く。
私は部屋にあるシャワーを浴びて、ほうじ茶を飲んでくつろぐ。
行程
発 時刻 | → | 着 時刻 | 移動方法 |
成田国際空港 第2ターミナル12:25 | → | 松山空港 14:15 | Jetstar GK403便 |
松山空港 14:30 | → | JR松山駅前 14:45 | 伊予鉄道 リムジンバス |
JR松山駅前 15:07 | → | 道後温泉 15:26 | 伊予鉄道 坊っちゃん列車 1号機 |
2014/12/06 18:10