いしかりに乗船する
12:00から乗船が始まる。
建物から船へと続くボーディング・ブリッジを通って乗船する。
船のエントランスで多くの乗組員が乗客を出迎える。
私が泊まる部屋は特等客室だ。
インフォメーションカウンターでカードキーを受け取る。
部屋に向かう前にエントランスホールを撮影する。
3階分が吹き抜けになったエントランスホールは優雅さを演出する。
私が泊まる特等客室は6階にある。
エントランスホールの階段を上がるとパブリックスペースが広がる。
パブリックスペースは白を基調として清潔感がある。
部屋に続く通路を通り、部屋に入る。
ホテルの部屋だw
船の中だが、ビジネスホテルの部屋より広い感じだ。
ポットと粉末のお茶の他に、バスとトイレが備えられている。
エチケット袋が用意されているところは船室らしい。
カーテンを開けると窓に驚く。
析出した多くの塩は窓に付着し、部屋から完璧な眺望は望めない。
しかし船のデッキに出られるので、眺望はデッキに任せればよい。
出発前に何回か銅鑼が鳴る。
それは船旅の旅情をかき立てるようだ。
デッキに出て出航の時を待つ。
デッキに多くのかもめが群がり、乗客がエサをやるとさらに群がる。
出航の時間になる。
自動車用ゲートは閉められ、係留用のロープが外される。
このとき船は入港したままの向きだ。
船首はスラスターの推力で、船尾はタグボートの牽引で船の向きを変える。
そして前に進む。
なかなか速い速度で進む。
積み込み途中のコンテナ船や港湾施設の近くを通るとその速度を感じる。
20時間以上の船旅は始まった。
2015/09/29 13:23