リニア・鉄道館に行く

リニア・鉄道館はいしかりが着いたターミナルに近く、歩いて行ける。
今回の旅の目的はで、船室の予約をした後にそれを知ったw
せっかく名古屋に来たので、リニア・鉄道館を訪れる。
JR東海 リニア・鉄道館の外観
チケットを買って入場する。
1番目の空間で世界最速を記録した3つの車両が展示される。
C62蒸気機関車は鉄道の過去を、300X新幹線試験電車は鉄道の現在を、そして超電導リニアMLX01-1は鉄道の未来を象徴する。
鉄道の過去・現在・未来の各世代で記録を作った意義は大きい。
これらを少し見て回るときにシミュレーターの申し込みを思い出す。
受付の終了が迫っていることに気づき、慌てて次の空間に設置された抽選箱に抽選券を入れる。
そしてそのままその空間の展示品を見て回る。
厳ついボルスタアンカーがつく381系の台車も間近で見られる。
厳ついボルスタアンカーがつく381系の台車

見て回るうちにシミュレーターの抽選結果が出る。
当たらないだろうと思い、期待せずに結果を見る。
しかし予想は裏切られ、N700系の運転シミュレーターが当たる。

自分の番が来るまで時間がある。
鉄道模型を見て待つ。
リニアの模型も走るが、一瞬で隠れるw

N700系の運転シミュレーターの部屋に移動する。
実物大のN700系の先頭部分と大きなスクリーンがある部屋だ。
ここは他の人がやっているところを見ることができる。
大きなスクリーンに運転席から見える映像が映される。
これで運転の体験をするのだ。

自分の番になる。
女性の係員さんの指示に従って進める。
コックピットの椅子に座ることにうれしいと同時に緊張する。
計器類はできる限り本物に近づけたらしい。
3つの難易度から選べるが、初めてなので一番簡単なものを選ぶ。
東京から名古屋までの区間を運転する。
一般向けのシミュレーターなので、距離は縮められている。
逆転器を前に入れ、マスターコントロールを引く。
マスターコントロールは意外と力がいる。
滑るように東京駅を発車し、右手前方に東京タワーが見える。
ATC信号が変わり、列車を加速させる。
あたかも本当に乗っているように感じる。
椅子は固定されているはずだが、カーブを感じるのだw
思わず係員さんにこの椅子、動いてますか?と聞くw
係員さんによると、多くの方がそう感じるらしい。
スクリーンに映し出された映像に騙されるw

静岡を通過する。
私は285km/hを保つことで精一杯で、景色を見る余裕がないw

ATCの自動ブレーキが始まる。
係員さんが撮影してもいいですよとおっしゃる。
私のカメラはフラッシュライトがないが、係員さんにコックピットに備わるライトをつけていただいてコックピットを数枚撮影する。
N700系の運転シミュレーター コックピット正面N700系の運転シミュレーター マスターコントロールN700系の運転シミュレーター ブレーキハンドル
速度が30km/hになり、そしてブレーキを2に入れる。
停止位置に近づき、係員さんの指示でブレーキを非常まで入れる。
非常ブレーキに躊躇したので、停止位置を過ぎて停車するw
初めてのシミュレーターで緊張したが、これはおもしろい。

帰る前に2階に上がり、車両を俯瞰する。
リニア・鉄道館の2階から車両を俯瞰
2015/09/30 13:19
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