内宮運輸機工の謹賀新年は今年も気合が入っている

京葉線を走行する列車から内宮運輸機工の機械センターが見える。
建設業というしきたりを重んじる業界だからか、単なる謹賀新年ではない。
入口に謹賀新年と書かれたプレートを2台のクレーンで吊り下げている。
多くの作業車は四角く並べられ、向かって右側に配置された何十台ものクレーン車はすべてクレーンを同じ角度に傾けた状態で綺麗に整列している。
そして大型の数基のクレーンも中央奥で整列してアームを揃え、その先頭に配置された巨大なクレーンはアームを高々と掲げる…
この様は壮観だ。

この秩序を賞賛する一方で、なぜここまでやるのかと疑問に思う。
新しい年を迎えるだけで、この行いは利益を生まない。
それどころか、作業車や重機を動かすために人も燃料も使うはずだ。

私なりに考える。
その結果、整頓は安全の基本であるという根底に基づくと考える。
建設業ならばこれは命に関わることなので徹底しているはずだ。
そう思うと納得する。
2016/01/04 09:38
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