栄屋本店で板そば(三味)と冷しらーめんを食べる
母に同行して墓参りと祖母を訪ねた帰りに、山形に行く。
目的は板そばと冷やしラーメンを食べることだ。
私は板そばを食べる予定を立てていたが、姉は冷やしラーメンを食べたいと言う。
私は冷やしラーメンも気になっていたので、"冷しらーめん"の元祖である栄屋本店で食べると決める。
栄屋本店は板そばも提供している。
山形新幹線で山形に向かう。
赤岩駅の手前にある38.0‰を示す勾配標を見て興奮するw
その後も38.0‰の勾配標を見るが、いずれの区間も数10m程度のようだ。
山形駅前から
中心街100円循環バスを利用して本町で降りる。
そこから歩いて数分で栄屋本店に着く。
さすが冷しらーめんの元祖だ。
人が店の外まで並んでいる。
しかし回転は早い。
私たちは座敷席に通される。
私は板そば(三味)を、姉と母は冷しらーめん系を注文する。
先に来たのは冷しらーめん系だ。
私は姉の冷しらーめんのスープと麺をそれぞれ1口もらう。
スープは酢を弱めて飲める濃さにした冷やし中華のつゆという感じだ。
想像と異なるが、これはこれでうまい。
麺は普通のラーメンの麺よりやや太く、もちもち感がある。
この麺だからこのスープに合う気がする。
確かにこれは夏にふさわしい食べ物だ。
板そばは少し時間がかかってから配膳される。
板そばの板のインパクトは大きい。
そばの麺はやや幅広だ。
食欲が勝り、写真を撮る前につゆを大根おろしの器に注いでしまうw
食べる。
そばの歯ごたえは十分あり、力をかけて噛んで満足できる私が好む堅さだ。
板そば(三味)の三味とは、とろろ+卵黄、揚げ玉、大根おろしのことだ。
味を変えて楽しめるところも良く、三味ともうまい。
とろろ+卵黄はスタミナがつきそうで、この季節に合う食べ方だ。
一方で、冷し栄らーめんを食べた母は氷が融けてスープの味が薄まったと不満を漏らす。
濃い味から薄い味になるときに感じる不満は理解できる。
これはスープで作った氷を使えば解決できそうだ。
私は大いに満足して店を出る。
2016/07/02 14:44