とんかつ栄ちゃん、特別限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツア(5回目)

年末の限定とんかつは特別限定だ。
とんかつ栄ちゃんだから食べられるマスター渾身のとんかつが食べられる… これほどすばらしいことはない!

店を訪れる。
限定とんかつの紹介に女将さんが点描した十勝ロイヤルマンガリッツアの絵が載る。
女将は字だけでなく絵もうまい。

開店の前にマスターから話を伺う。
様々な話を伺うが、この豚についても伺う。
マスターは今回の十勝ロイヤルマンガリッツアはサシが凄いと言う。
脂身の質とぶ厚さに注目しがちだが、赤身はすばらしい旨みを持つ。

開店して席に着く。
そして肉を見せていただく。
大きい構造のサシから枝のように中小のサシが入る。
その様はみごとだ…
いつものように(?)マスターは脂身を削りますか?と私に聞く。
悪い冗談だw

秀ちゃんからこの豚を紹介するカードをいただく。
ハンガリーから来た豚だ。
この豚にストーリーがある。

とんかつができあがり、配膳される。
食べる。

やはりこの豚はすばらしい。
赤身はロイヤルの名にふさわしく旨みの幅と奥行きが厚い。
かつの中央あたりは破壊的に口の中を暴れる旨みにあふれる。
しかも気品を保ったままというのが恐ろしいw
すごい、すばらしい!

脂身は気品ある香りが頭に広がる。
いわゆるオレイン酸の香りだけでなく、甘い菓子のような香りもする。
ゼリーのような歯ごたえも楽しい。
しばらくこの世のことなどを忘れて、私の意識は幸せの海に漂う…

野菜フライはリーキの脂巻きとドラゴン・レッド(ジャガイモ)だ。
リーキの甘みと脂の甘みが調和し、リーキの香りが乗る。
ほのかなピンク色のドラゴン・レッドは控えめの芋の香りで私好みだ。

十勝ロイヤルマンガリッツアは今回も感動的な旨さだ。
野菜フライや豚汁もこのとんかつをしっかりとサポートする。
すばらしい食事だった。
今日もごちそうさまでした。

十勝ロイヤルマンガリッツア(2021/12/24)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
メモ
幸せは十勝ロイヤルマンガリッツアにある
2021/12/24 19:32
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