とんかつ栄ちゃん、特別限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツア(6回目)
夏至を過ぎ、夏らしい晴れの日となる。
夏の空、沸き立つ雲、マンガリッツアの毛…と連想して1人で怪しく微笑むw
店に着く。
とんかつ栄ちゃんの入り口に女将さんが描いたポップが置かれる。
女将さんが描いたマンガリッツアの点描画にいつも感心する。
店に入るとお気に入りの席に座れる。
するとマスターは誇らしげに
これ
とマスクを私に見せる。
この豚の絵が入るマスクだ。
秀ちゃんのマスクは紐が白いが、女将さんと秀ちゃんも基本的に同じマスクを着ける。
とんかつ栄ちゃんが30周年を迎えた記念の
豚活30th
Tシャツと合う。
マスターから肉を見せていただく。
脂身と赤身の比が3:1と、これほどの脂身は通常ならば異様な光景だろう。
しかしこれは私にとってご褒美であり、この豚が持つ
正義
である。
マスターはそれをわかっていながらも
(脂身を)削りますか?
と聞くw
とんかつができあがり、配膳される。
野菜フライのシャドークイーンと脂身で巻かれたアスパラガスは見た目に楽しい。
とんかつを1切れ持ち上げて断面を愛でる。
やはり脂身に注目するが、赤身から食べる。
この豚は、ぶ厚い脂身も特徴だが、赤身も純粋に旨い。
純血だからこそ得られる心の底から満足する旨さだ。
1口食べるごとに
すげぇ
と漏れるw
脂身はやはりご褒美だ。
融け良し・香り良しの脂身に惚れぼれする。
世界で唯一 食べられる国宝 マンガリッツア
の名は伊達でない。
これこそが上質な脂身を是とする正義である。
野菜フライは立派に脇役を務める。
シャドークイーンは芋の香りが良く、アスパラガスの脂身巻きも双方の香りが共演する。
豚肉と根菜が多く入る豚汁で締めて生きる幸せを実感する。
十勝ロイヤルマンガリッツアはとんかつ栄ちゃんで何度も登場したが、今回の
ブロンド
は初めてだという。
肥育に17ヵ月を要したといい、育て方も他の養豚と異なる。
すべてが規格外であるが、それがとんかつ栄ちゃんと相通ずる。
とにかく、最高の食事だった。
今日もごちそうさまでした。
十勝ロイヤルマンガリッツア(2022/06/24)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 脂身という正義
2022/06/24 15:43