とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はワイントン(3回目)

流星の如く現れたワイントンはとんかつ栄ちゃんの常連さんを虜にした。
今回も楽しみだ。

リーフレットに体調が弱った子豚にワインを飲ませたところ、体力が戻り、元気に成長したのがきっかけとある。
この豚を育てる晦日さんがなぜこれを試そうと思ったのかが知りたい。
私ならば自分が酔った勢いで豚にも飲ませたろ♪くらいだw
白ワインについて調べると、その抗酸化力は高く、ポリフェノールは少量ながらも質が良いそうだ。

マスターは調理する前の肉を私に見せる。
赤身に大小のサシが軽く入る。

マスターの話を聴いてとんかつを待つ。
そしてとんかつができあがると秀ちゃんに配膳される。
赤身から食べる。

旨みに圧倒される。
存在感のある旨みと躍動感に満ち溢れる旨みの両方を合わせ持つ。
噛むごとにうわーっとエネルギーが解放されるかのように旨みがほとばしる。
すげぇ…w

脂身の歯ごたえは独特で、赤身に思えるときもある。
融ければマイルドな香りとなり、脳や鼻の奥を撫でていく。

10月は豚にとっても食欲の秋だろう。
旨みを貯えたワイントンの実力を見せつけられた。
2,500円、今日もごちそうさまでした。

ワイントン(2022/10/21)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
旨みタンク
食べた後にもマスターの話を聴く。
マスターは料理人たるものその道の探求に日々精進すべしと説く。
葛藤と戯れて、試行錯誤がおもしろさを生むことがある。
今後もマスターの攻めは続く。
2022/10/21 15:50
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