とんかつ栄ちゃんでどろぶたメンチかつを食べる(2回目)

どろぶたを食べたい欲求が強くなっている。
そんな私に今日のどろぶたメンチかつはありがたい機会だ。
私はうまいものが食べられるならば気象を関係ないとしているが、今日は寒いw
手に水が触れると熱を奪われる…
店に向かう途中で見た国道に設置された温度計は1℃だ。
空を見上げると、青空はいつもより青く見える。

開店する前に会った女将さんと秀ちゃんはいつもと同じ丁寧な応対だ。
冷たい風の中で自分を忘れるほどガムシャラに進む私と対照的だw
開店し、店に入る。
マスターはマフラーをする。

メンチかつができあがり、配膳される。
まず、儀式だ。
メンチかつの脇を箸でつまみ、登ってくる肉汁を愛でる。
脂でできる黄金の輪を確認して1人でニンマリと怪しく微笑み、そして食べる。

口の中に飛び込んでくる強い旨みに惚れる。
私が求める旨みはやはりマスターのメンチかつにあった。
強い旨みに続いて甘い香りが駆け抜ける。
罪なほどに旨いw

残念だが、この幸せは永遠でない。
最後の1口を今生の別れのように惜しんで食べる。

昼の部の豚汁もうまい。
根菜類はしっかりと味が染みているが、フレッシュさがある。
大きな豚肉にまた喜びを感じる。

このメンチかつを中心とする食事が食べられれば寒さは関係ない。
幸福感で満たされた私に寒さを感じる隙間はなくなるw
1,900円、今日もごちそうさまでした。
2023/01/25 12:50
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