とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は千代の千里豚
(2回目)
昔の豚と言うと中ヨークシャー種が多く占めていたというが、現在において中ヨークシャー種と言えばこの豚だ。
中ヨークシャー種にこだわって築いた岡本さんの心はとんかつ栄ちゃんに響く。
マスターが私に見せた肉の存在感は凄まじく、私の頭に
台地
が浮かぶw
そしてとんかつができあがり、配膳される。
肉を愛でる。
赤身は締まり、筋繊維の断面は滑らかに見える。
食べる。
明るく華やかな旨みは実に豊富だ。
口に入れるだけで気分が爽快になるような旨みに改めて惚れる。
脂身はおもしろい。
脂身を口に含むとヌルヌルと滑らかになり、弾力がある歯ごたえだ。
脂身を食べているというより、グミを食べている感覚が近い。
舌や歯で感覚を存分に楽しむ。
品種改良の時流に乗らず、中ヨークシャー種は存在する。
旨いものは旨いままで良い。
その存在がすばらしい。
2,600円、きょうもごちそうさまでした。
千代の千里豚(2023/02/03)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 中ヨークシャー種の誉れ
2023/02/03 15:23