とんかつ栄ちゃん、特別限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツア(11回目)

台風1号は温帯低気圧へ変わり、雨も止む。
自転車で店に向かう。

店の外で待つと女将さんに呼ばれる。
女将さんと秀ちゃんの役割を交換したそうだ。

席に着くとこの豚のポストカードをいつもいただいたが、今回はコースターをいただく。
ポストカードもそうだが、使うのがもったいないw
そして、マスターから肉を見せていただく。
今回の豚はレッドだという。
この豚は特別で、脂身はあればあるほど良い…と脂好きの私は思う。
しかし、とんかつの体を成すために赤身と脂身とが調和する限界はある。

マスターの話を聴く。
今週に2回前の限定とんかつの豚を育てる方が店を訪れたため、メインはその方との話だ。
マスターは話を脱線させる役だと言うが、感銘を受けたことは良くわかる。
その方やアメリカのオーガニック基準が日本に良い作用をもたらすと期待できる。

とんかつができあがる。
お盆を受け取り、まず赤身を食べる。

赤身の旨みは層が豊かで優雅だ。
この特別感はやはり大陸系の豚だからこそ宿る。
旨みだけでも本物を証明する。

脂が良い。
良すぎて、脂好きの私は撃沈されたw
融けが良い。
口に含めば脂身は水のように融ける。
そして目の覚めるような爽やかな香りが良い。
もっと脂身があってもよいw

とんかつだけでもすばらしいが、特別限定だ。
アスパラ脂巻きフライと雪蔵甘熟メークインフライが付く。

アスパラが甘い。
グリーンアスパラなのに甘みと柔らかさにおいて今までたべてきたアスパラと比べ物にならない。
そんなアスパラは脂身の纏い、甘旨い。

雪蔵甘熟メークインは1年熟成というが、それでも甘い。
じゃがいもという身近にある野菜だが、それ故に甘いじゃがいもに私は驚き、感動する。
脂巻きフライとともにとんかつの脇役を立派に務める。

今回も気持ち良くやられたw
マスターやこの豚に関わるすべての人やものに感謝だ。
10,000円、今日もごちそうさまでした。

十勝ロイヤルマンガリッツア(2024/05/31)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
最高!
2024/05/31 15:32
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