とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は京丹波ぽーくPREMIUM(11回目)

家を出るときは爽やかに感じたが、自転車を飛ばして店に着くと汗が止まらないw
汗が落ち着いたころにマスターは私に肉を見せる。
メンチかつの日だった2日前にこの肉が届いたことを聞いていたが、これはすばらしい。
これこそmarbledで、見ているだけで惚れ惚れする。
食べる前から興奮するw
そこでマスターはわかっていながら(脂身を)落としますか?と私に聞く。
言いながらちょっと笑ってるじゃないかw

会話を楽しんでいるととんかつはできあがり、女将さんに配膳される。
断面を愛でる。
筋繊維の隙間を埋める肉汁で肉の潤いが見て取れる。
そして、食べる。

スゴすぎて笑ってしまうw
一部だが、大陸系の豚や肥育が長い豚にあるような歯ごたえや深い旨みがある。
私は1口目からノックアウトされた。

しかし、それだけで済まないのがこの豚のすばらしいところだ。
脂もスゴい、スゴすぎる。
良く融けて、香りは宇宙を包むかのように広がって豊かに香る…
マスターがこの脂身を落としたら、私はマスターを恨んだだろうw

この肉は見た目の美しさだけでない。
私は芸術を問いとしているが、この意味においてこの肉は芸術だ。
食べる者だけでなく、他の豚を育てる者への問いだ。
この豚を通じて感じて学ぶことは多い。

野菜フライはズッキーニだ。
旬を迎えた野菜はうまい。
一方で、米もそうだが、野菜の価格が高いと聞く。
気象は年を追うごとに悪くなっている気がする。
今年の夏も、それ以降も心配だ…

今回の豚からすばらしい問いをいただいた。
2,800円、今日もごちそうさまでした。

京丹波ぽーくPREMIUM(2024/06/14)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
メモ
芸術
2024/06/14 15:10
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