とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は千代幻豚(4回目)

早くこの豚のとんかつを食べたいので全速力で店に向かう。
店に入り、カウンター席に座って待つ。
私の番が近くなり、マスターは肉を冷蔵庫から取り出す。
丁寧に包まれたガーゼの中から肉は現れる。
赤身もサシが入って旨そうだが、私の注目は美しくきれいな白色の脂身だ。
脂好きの私が狂ってしまいそうに愛しく思う脂が載る。
しかしマスターはこれくらい落としたと示す指の間隔は目の前にある肉の幅くらいある。
一度はそのままで食べてみたい…

後から来た常連さんとマスターとの会話を楽しんでとんかつを待つ。
できあがると女将さんに配膳される。

食べる前に赤身の筋繊維を愛でる。
整列する筋繊維にうっとりしてから口に運ぶ。

旨い… 旨いというより、甘い。
でも旨いw
赤身の旨さは洗練されている。

甘みの原因はこの脂だろう。
良く融けるので口の中が楽しいw
そして脳を撫でるように心地よく香る…

赤身の質と脂身の質からして、やはり千代幻豚は完成形の1つと納得する。
私はいつもこの豚に驚かされているが、完成形と思っていても進化するのだろうか…?
再会が楽しみだ。
3,200円、今日もごちそうさまでした。

千代幻豚(2024/10/04)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
完成形の1つ
2024/10/04 15:02
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