とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は富士のセレ豚(5回目)

店に入り、お気に入りの席に案内される。
カウンター席に置かれたリーフレットに載る写真の肉に惹かれる。
少し荒く斜めにカットされ、赤身のワイルドな感じが出ている。

マスターとの会話を楽しむ。
話題の1つに接客が出る。
この世の中は良くも悪くも人が中心だ。
なまじ人であるから変な接客に腹が立つことがある一方で、すばらしい接客があることも事実だ。
難しいテーマである…

私の番が近くなるとマスターは私に肉を見せる。
とんかつの肉はやはりロース肉の芯と垂直の方向にカットされた肉で、私はこれが最もpoliteな肉の形だと思う。

そしてとんかつができあがり、女将さんにより配膳される。
まず赤身を食べる。
落ち着きがある旨みだが明るい旨みもある。
濃い旨さに没入する。

脂好きの私は今回の脂身に惚れる。
食べる脂身と言える、咀嚼できる脂身だ。
一瞬だが旨みと香りがすこぶる濃いところがあり、幸せの頂点に達する。

この豚は私の好きになるツボを突いてくる。
しかたがないw
3,200円、今日もごちそうさまでした。

富士のセレ豚(2024/11/01)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
好きになるものはしかたがないw
2024/11/01 14:44
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