とんかつ栄ちゃん、限定とんかつの豚は十勝ロイヤルマンガリッツア
(12回目)
今までこの豚のとんかつは
特別限定
の冠が付いていたが、今回は
限定
である。
私にとってマスターが作るとんかつはすべて特別であるので、これらに違いはない。
今回の豚
十勝ロイヤルマンガリッツア
を1度でも食べたことがある人はその魅力を知る。
事実、カウンター席のほとんどをこの豚を予約した常連さんらで占める。
特別であろうとなかろうと関係ない。
十勝ロイヤルマンガリッツア
は
十勝ロイヤルマンガリッツア
だからだ。
マスターから肉を見せていただく。
赤身と脂身とが密着する具合はやはり大陸系の豚にある独特の感じだ。
指3本分はある幅の脂身は見るだけでも脂好きの私を
壊す
。
脳がヨダレを垂らすw
店の中で叩く音が響くのもとんかつの豚がこの豚であるときの特徴だ。
できあがり、女将さんに配膳される。
有機栽培のリーキと1年熟成のメークインだ。
あの叩く音はリーキに巻く脂身を延ばす音だ。
赤身を食べる。
旨みに圧倒される。
旨いという感覚を超えて、これは感動だ。
この豚のこの旨みに出逢ったことに感謝する。
脂身の良さも別次元だ。
すばらしく高貴でリッチに香る。
この脂の香水があれば私は買うw
この香りに溺れ続けたい…
リーキは緑色が多いが、私のものは黄色だ。
柔らかく、リーキの甘さと脂の甘さがマッチする。
1年熟成のメークインはさすが熟成ものだ。
断面は糖化が進んださつまいものようにわずかな透明感がある。
そして2年熟成か?!と思うほど甘い。
豚の旨さだけでなく、脇役にも私はやられたw
今回もすばらしい感動の場を与えていただいた。
チームとんかつ栄ちゃんと、この豚に関わる方々に感謝だ。
10,000円、今日もごちそうさまでした。
十勝ロイヤルマンガリッツア(2024/12/20)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
- メモ
- 5感を超える感動
2024/12/20 15:06