とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はプレミアムどろぶた
(18回目)
今年で初めての限定とんかつだ。
心を踊らせて店に向かうが、この時期の強い風に行く手を阻まれる。
しかしとんかつのために自転車を飛ばす。
店に入り、席に着く。
マスターは私に肉を見せる。
大きめの肉だ。
赤身の上に載る脂身はまるで大量に積もった雪の層のようだ。
マスターとの会話を楽しむ。
そしてとんかつができあがると女将さんにより配膳される。
女将さんから説明を受ける。
野菜フライの野菜は
クワタルパン
という品種のじゃがいもだという。
ある歌手とあるアニメのキャラクターが私の頭に現れる…w
豚汁の味噌は佐倉にある味噌蔵で作られた味噌
花こうじだという。
マスターと女将さんは豚汁で使う味噌のためにこの味噌蔵を訪れている。
私の頭は依然として2人に占領されたままだが、まずとんかつを食べようw
締まった筋繊維を愛でて、口へ運ぶ。
私の思い込みを否めないが、味で雄大さを感じられるから不思議だ。
育った環境はきっとおおらかだったのだろう。
脂身はゆっくりと融けて柔らかく香る…
そのクワタルパンだが、断面は鮮やかな黄色だ。
見た目でもわかるような粘質系で、私が好むタイプだ。
主張しすぎない香りもいい。
新しい味噌の豚汁を飲むと私はクリームシチューを思い出す。
野菜類との相性の可能性もあるだろうが、他の味噌でそう感じたことはない。
旨い/うまいを求める道に終わりはないだろうが、行けばおもしろくてすてきな旅となるだろう。
実際、今回の味噌はおもしろい効果があった。
とんかつ栄ちゃんに登場する豚はすべて旨い。
この豚も然りで、もちろん今回も旨かった。
一方で、脇役がパワーアップしたときにどうなるか…
これからも楽しみだ。
2,800円、今日もごちそうさまでした。
プレミアムどろぶた(2025/01/10)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 食べられる北海道
クワタルパンを調べて表示された画像に見覚えがある。
グラウンド ペチカだ。
両方とも
俵 正彦
さんが育成した品種だ。
2025/01/10 15:00