とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はつがる豚
(12回目)
夜の部に訪れる。
開店する前に並んでいると、提灯を持って歩く人らを見る。
とんかつ栄ちゃんがある地域は宗教的な風習が多く残る。
さらに待つ。
マスターがやってきて
成功した
とにこやかに言う。
肩を痛めたマスターのお子さんが受けた手術が成功したという意味だ。
その知らせに私も安堵する。
開店し、カウンター席に座る。
常連さんとマスターとの話に耳を傾ける。
私の番が近づき、マスターは私に肉を見せる。
ぶ厚い脂身で堂々たる様を見せつける。
そして私のとんかつができあがり、女将さんに配膳される。
とんかつを1切れ取り、断面を愛でる。
不思議な感じを受ける。
断面は比較的なめらかで落ち着きを感じるが、一方で力強さも感じる…
まず赤身を食べる。
全面的な
肉
を感じる。
感じた力強さはこれかっ!と納得するw
肉の圧を感じるのだが、歯ごたえは柔らかい。
長く煮込んだ肉の塊をそのまま食べている感じが近いだろうか…
落ち着きのある旨さにも納得だ。
各要素が連動しないことがおもしろく思える。
脂身は清々しい香りを放つ。
この豚は米を多く食べる印象があるが、この香りはやはり米だろうか…
この豚も限定とんかつとして多く登場している。
もちろんいつも旨いのだが、今回は聴覚を除いた感覚にない何かがある気がする。
新鮮な感覚に興奮する。
2,400円、今日もごちそうさまでした。
つがる豚(2025/08/15)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 肉圧
2025/08/15 19:30