とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は吉備の華(2回目)

前回は初登場で、すばらしく良い豚の印象を残した。
しかし、初回はすばらしくても2回目にあれ?と思う豚もある。
果たしてこの豚はどうか…?
期待と心配とを抱えて自転車を飛ばす。

店に入る。
とんかつを待ち、できあがると女将さんにより配膳される。

1切れ目は赤身が多い。
見た目が半透明な部分は筋だろうか?
口に入れて強い歯ごたえと豊富な旨みを楽しむ。
1口目で今回の吉備の華もすばらしいとわかる。

リーフレットに肥育の期間が1年とあるが、マスターによると今回の豚は1年4ヵ月をかけて育てられたという。
通常の豚にかける期間の3倍に迫る。
なるほど、旨みが強く、歯ごたえもあるわけだ。

脂身がおもしろい!
脂身は膜で覆われている液体のようで、噛むとその液体を包む膜は別のところで膨らむ。
この感覚はなにかに似ている…と思い出すと、牛の腸に付いている脂肪だ。

前にマスターは肥育の期間が長い豚は揚げるのが難しいと話していた。
しかし今回も絶妙な揚げ加減で旨さを十二分に引き出す。
マスターの技が光る。

やはりこの豚は私が愛すべき豚だ。
とんかつ栄ちゃんがこの豚を独占したというからワクワクは止まらないw
3,000円、今日もごちそうさまでした。

吉備の華(2025/05/09)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
賜物
2025/05/09 14:55
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