とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は彩の国黒豚(5回目)

4月中旬を過ぎて、冬の名残りのような寒さは失せた。
寒さを気にすることはなく、何かにとり憑かれたように夜道を進む。

とんかつ栄ちゃんに着く。
店は多くのお客さんで賑わい、人は外でも待つ。
腹が空かせて待つ。

店に入り、奥の席に一旦座り、そしてカウンター席へ誘導される。
カウンター席は常連さんで占める。
前にある常連さんからとんかつ栄ちゃんは飲み屋のスタイルに近いと言ったことを思い出す。
個人が経営するとんかつ屋さんで通常21:00までの営業時間は稀だろう。
確かにその常連さんが言ったことは正しく、カウンター席に座る常連さんの多くは酒とともにマスターとの会話と楽しむ。
各々に良い時間は流れる。

私のとんかつができあがり、食べる。
濃くも後味のすっきりするメリハリのついた味を堪能する。
今回の彩の国黒豚の脂身は特に良く香る。
このような脂身があると久しぶりにソースと食べたくなる。
ソースの酸味に脂身の甘みと香りが加わる…
旨い旨いとただ頭を垂れて、その旨みに集中する。

楽しい場で食べる旨い豚は大いなる喜びをもたらす。
すばらしい時間はこの豚のおかげでもある。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

彩の国黒豚(2019/04/19)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
すばらしい時間を演出
今日も先週お会いした常連さんに会い、貴重なお話を伺う。
話に夢中だった私はうるさかっただろう。
反省だ…
2019/04/19 22:10
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