とんかつ栄ちゃんで天草大王を食べる(4回目)

今日の私はこの鶏かつだけを考えているw
早めに訪れて店のベンチで待つ。
スケートボードでやってきた秀ちゃんが店に入り、少し間を置いてマスターのお子さんと共に店から出てきて、2人はキャッチボールを始める。
マスターのお子さんは形から入るタイプだろうか、彼の投げるフォームは良い。
秀ちゃんは野球をやっていたので様々な球種を投げられる。
私がいる位置からだと秀ちゃんの球の変化がわかりづらい。
するとマスターのお子さんはキャッチボールの向きを私がいる向きに合わせようとする。
彼は紳士だ。

開店の時間が近い。
日の入りが過ぎて急に暗くなる。
開店すると同時に店に入る。
席に着き、マスターとの会話を楽しむ。
そして鶏かつができあがり、配膳される。

もも肉を1切れ取り、両端を箸でつまむ。
あふれる肉汁と脂を見て微笑んでから食べる。
見た目だけでなく食べてもジューシーだ。
品の良い味と香りが口に広がる。

むね肉もジューシーで、肉なのにクリームチーズのような表面だ。
奏龍をつけて食べれば肉の旨みに味噌のうまみが加わり風味は豊かになる。

最後の最後にソースをつけて食べて後悔する。
これも旨い。
もっと早くソースをつけて食べるべきだった…w

マスターによると、今日の天草大王はメスだという。
肉をみせていただくと、いつもの切り身より2回りくらい小さく見える。
美しい筋繊維だが柔らかい。

マスターや女将さんとの会話で食べられる幸せに共感する。
おいしく食べられることは生きていることの証しだ。
2,700円、今日もごちそうさまでした。
2020/10/14 19:22
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