とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はTOKYO X(7回目)

店に入る。
私の順が近くなるとマスターは切り分けた肉を取り出して私に見せる。
大きめのサシがいくつか見える。
旨そうだ。

それからしばらくすると常連さんが来る。
マスターとその常連さんとの会話を楽しんでとんかつを待つ。
とんかつができあがり、女将さんに配膳される。

均質に詰まる筋繊維を愛でながら口へ運ぶ。
赤身は華麗な肉汁が豊富で、口の中を賑わす。
先週の豚もそうだったが、夏の暑さはひどかったにもかかわらず、なぜこう旨い豚を育てられるのだ？！w

脂身もすばらしい。
良く融けて、良い香りを放つ。
脂が良いとソースとの相性も良く、旨みを別の次元へシフトさせる。

マスターのとんかつを通じて、豚の旨さだけでなく、夏でも旨い豚を育てられる技術に恐れ入る。
3,300円、今日もごちそうさまでした。