とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は今帰仁アグー

1ヶ月前にマスターの家族はこの豚を育てた高田さんに会っている。
そこで高田さんの豚に対する考え方を得たようだ。

今日も店は盛況だ。
レトロゲームマスターの常連さんと話をして待つ。

今回のとんかつは沖縄で得たマスターの思いが込められている。
できあがったとんかつを心して食べる。

食べると無限に広い水平線のイメージが頭に浮かぶ。
それと同時に不思議な感覚を得る。
この感覚にふさわしい言葉は"慈愛"である。
慈愛は味を表す言葉ではないが、無限に深い愛情のように感じる。
そのため赤身の味は実直とも言える純な味に加えて、華やかさや艶やかさとは別の次元の感覚を得る。

赤身の筋繊維は繊細である。
これは噛むごとに純な味を引き出すことにつながっている。

脂身は歯ごたえが独特である。
その構造はまるでスポンジのようでおもしろい。

脂身と赤身ともに後味は長く引かない。
一方で別の感覚は味とは別の感覚の余韻は残る…

豚を知る上で、この豚は重要であることは間違いない。
3,980円、今日もごちそうさまでした。

今帰仁アグー

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
味・香り・歯ごたえがすべてではないようだ…
2014/11/28 23:43
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