JRに大都市近郊区間内のみを利用する場合の特例が存在する。
対象のエリア内で2つの条件
- 重複しない (=同じ駅を通らない)
- 途中下車しない (=途中の駅の改札口を出ない)
を満たせば経路を問わず最も安い経路で計算した運賃で乗車できる。
この特例により初乗り運賃で旅もできるのだ。
私はなぜか急にこの旅をしたくなるw
次の条件
- 列車の接続は良い
- 朝食に駅弁を食べたいのでグリーン車に乗る
- 昼食に我孫子駅にある弥生軒の唐揚そばを食べる
- 夕食をとんかつ栄ちゃんでとるために西船橋駅をゴールにする
を満たす経路を考え、実行する。
発 時刻 | → | 着 時刻 | 移動距離 | 乗った車両 |
移動距離の合計 | 608.0km | |
東京 05:53 | → | 高崎 07:51(3分遅れ) | 105.0km | サロE233-3003 |
高崎 08:05 | → | 小山 09:49 | 91.7km | クハ210-3037 |
小山 10:08 | → | 友部 11:11 | 50.2km | モハE531-13 |
友部 11:18(4分遅れ) | → | 我孫子 12:22 | 67.5km | クハE530-22 |
弥生軒6号店で唐揚(2ヶ)そばを食べる |
我孫子 12:46 | → | 成田 13:28 | 32.9km | クハE230-65 |
成田 13:37 | → | 佐倉 13:50 | 13.1km | モハ209-2180 |
佐倉 14:03 | → | 成東 14:29 | 21.6km | クハ209-2109 |
成東 14:48 | → | 大網 15:05 | 13.8km | クハ208-2115 |
大網 15:33 | → | 安房鴨川 17:13 | 70.4km | クハ209-2156 |
安房鴨川 17:17 | → | 館山 18:00 | 33.5km | クハ208-2122 |
館山 18:05 | → | 君津 19:06 | 47.6km | クハ208-2124 |
君津 19:26 | → | 船橋 20:27 | 58.1km | クハE217-41 |
船橋 20:33 | → | 西船橋 20:36 | 2.6km | サハE230-34 |
出来事は次のとおりだ:
- 尾久車両センターに留置されたE26系客車を見る。
- 吹上駅で急病人の看護のために6分停車する。
慌しく対応した車掌さんのアナウンスに荒くなった呼吸も聞こえるw
- 下館駅でC1266が牽引するSLもおか号を見る。
- 常磐線は、線形性が良いが、意外と高低差がある。
草が多すぎて勾配標の確認は難しいw
- 我孫子駅の弥生軒で唐揚そばを食べる。
つゆは濃いめで、そばの麺は一般的な立ち食いそばの麺だろう。
鳥の唐揚は食べ応え十分なほど大きい。
私が食べていると店は混み始めて、焦る私は胃にただ詰め込む状態になるw
- 東浪見駅のそばの線路沿いに
まむしに注意
という看板を見る。
- 海は勝浦駅の手間あたりから見えてくる。
海が車窓いっぱいに広がって見える区間の数は少ないが、見えたときはうれしいw
- 富浦駅から岩井駅に向かう途中で
ゴン!
という大きな音とともに車内の照明が一瞬消えた気がする。
揺れは何かが当たった衝撃か通常の走行時の揺れかわからない。
列車は問題なく走り続ける。
運転士さんは前照灯をOn/Offして損傷していないかを確認する。
岩井駅に着くと運転士さんは外に出て車両の正面を調べるが、問題はなさそうだ。
別の駅で列車交換のために長く停車するときに私も確認するが、車両に損傷はない。
なんだったのだろうか…
車窓を見ながら自分と向き合う…それが私流の列車の旅だ。
ふと何か思い浮かぶこともある。
無駄に見えることでも私にとって重要である。
2016/09/03 23:05