とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はプレミアムどろぶた(4回目)

奥の席に案内され、すぐにマスターのお子さんに呼ばれる。
彼の隣に座り、2人で地図を見てとんかつを待つ。
するとマスターは壁に掲示されたロゴを指差す。
マスターはAWFCジャパンに加入したという。
ロゴはこの活動のものだ。
マスターは豚を育てる方々に刺激を受けてきた。
マスターがこの活動に参加することは自然であろう。

そしてとんかつはできあがり、配膳される。
食べる。

この豚の肉は大きい特徴を持つので、食べ応えは十分だ。
味は少し軽めに感じる。
しかし限定とんかつ用のソースとともに食べると、味は化ける。
澄んだ旨みをふんだんに感じる。
旨い。

脂身は1切れごと脂の小袋だ。
噛むと融けた脂はあふれ出て、小袋はそのまま小さくなる。
それがおもしろい歯ごたえを生む。

野菜フライはジャガイモのフライだ。
ホッカイコガネだろうか、でんぷんの粒子が細かい。
うまい。

AWFCジャパンのサイトでどろぶたを育てる平林さんを紹介する。
北海道の自然の中で生きることは時に過酷だ。
しかし過保護は無用である。
自然の中で自然に生きる。
命の尊厳はこの下に生まれる。
だからこの豚は旨い。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

プレミアムどろぶた(2017/07/14)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
ソースで旨みが化ける
マスターはレギュラー・ソースを変えると言う。
しかしマスターのお子さんはそれに反対する。
彼にとって今のソースは慣れ親しんだお父さんの味だ。
変わってほしくないものはある…
2017/07/14 22:17
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