とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は古代豚(3回目)

この豚の人気は高い。
店は満席で、多くのお客さんはこの豚のとんかつを注文する。
カウンターの席に座る。
マスターはいつものように調理する前の肉を私に見せる。
赤身は程よいピンクを帯び、入道雲のように白い脂身は旨そうだw

マスターと話をしてとんかつを待つ。
そしてとんかつはできあがる。

肉汁は中央に集まり、赤身の旨みは1切れごとに増す。
軽やかな旨みで始まり、徐々に旨みの層を増す。
旨みとその変化も楽しむ。

脂身に驚く。
初めて経験するすばらしい香りに魅了される。
一方で、私の脳はその香りに潜む何かに反応し、別の食べ物を思い出そうとする。
気を抜いた瞬間にいちごミルクのような香りを感じ、これを思い出す。
私の脳を疑う感覚におもしろさを覚える。
この類の感覚を起こす旨さを"おもろ旨い"と名づけるw

今回の古代豚は、赤身も良いが、脂身に惹かれる。
過去の古代豚(1回目2回目)を見ると印象はすべて異なる。
個体差の可能性はあるが、それもこの豚の魅力だろう。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

古代豚(2017/07/21)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
メモ
おもろ旨い
2017/07/21 22:26
タグ