とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は栗旨豚(3回目)

早めに店を訪れる。
マスターは私に調理する前の肉を私に見せる。
脂身は赤身をマウントし、うっとりするほど見事な体を成す。
とんかつを待っている間にマスターの話に聴き入る。
いつも旨いとんかつを作るマスターのとんかつ哲学は美学そのものだ。
マスターの話に頷いているととんかつはできあがる。
そしてお盆は秀ちゃんにより運ばれる。
食べる。
その瞬間にいきなり疑問形で考える。
何かすごいことが起こっている?w
プリッとする歯ごたえは実に軽やかで、赤身の保水力は尋常でない。
これほどの保水力は初めてだ。
どのように赤身はこの肉汁を蓄えるか疑問になるw
軽やかに旨い肉汁を楽しむ。

脂身は良く融ける。
融けた脂は清らかな水のように口の中に流れる。
クセのない香りは清々しい。

栗旨豚の保水力を見せつけられたw
そして名前のとおりで旨い豚だ。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

栗旨豚(2017/11/03)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
驚異の保水力
2017/11/03 20:02
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