とんかつ栄ちゃんで今帰仁アグーのメンチかつを食べる(4回目)
今日は春分の日だが、都内で雪が降ったほど冷たい雨が降る。
春のかくれんぼに付き合う。
しかし旨いものを求めるときは別で、気象は関係ない。
マスターの今帰仁アグーのメンチかつに向かって進む。
店は満員だ。
濡れた傘を秀ちゃんの手助けで袋に収め、奥にある席で待つ。
そしてカウンター席に案内される。
とんかつの厚切りや極厚の注文が多いが、私のメンチかつはそれらより早い。
マスターは2つのフライヤーで揚げ分けていると言う。
メンチかつはまるで複々線を行く特急のようだw
食べる。
毎度のことだが、濃い旨みにやられるw
かつを箸でつまみ、肉汁に浮かぶオレンジ色の油の輪を見て和む。
それを口に入れ、口の中に広がる旨みと鼻から抜ける香りにまた和む。
目を瞑って程よく挽かれた肉を感じながら咀嚼する。
箸は止まらないw
マスターは自身の嗅覚が良いと言うが、これは揚げ分けの根拠だ。
皆が旨いと思える配慮はすばらしく、そしてうれしい。
今帰仁アグーのメンチかつもすばらしい。
2018/03/21 21:33