とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はむさし麦豚(10回目)
旨い豚のとんかつを求めて夜道を進む。
店に近づくと見える暖色系の明かりに安心感と期待感を抱く。
店に入り、運良くお気に入りの席に座れる。
秀ちゃんがお茶とおてふきを持ってくる前にマスターは私に肉を見せる。
サシはみごとに入り、ぶ厚い脂身は赤身に覆い被さる。
すでに準備は始まり、形式的になるが、秀ちゃんに注文を言う。
マスターから
FOODEXに行った話を聴いてとんかつを待つ。
万歩計換算だが、マスターはFOODEXの会場で10km以上歩いたそうだ。
知識を貪欲に吸収しようとする姿勢はすばらしい。
そしてとんかつはできあがる。
秀ちゃんにより配膳されたとんかつを食べる。
この食べやすさは何だろうか。
融けた脂は赤身にも行き渡り、赤身の旨さは軽やかな甘さを纏う。
脂身はやはり只者でない。
口の中に脂身があると思った次の瞬間に余韻を残すように消える。
むさし麦豚は比較的大きいので、数切れを限定用のソースをつけて食べる。
脂が良いからソースと食べるとたまらなく旨いw
マスターは
豚は"見せる豚"と"食べる豚"とがある
と言う。
見た目に秀でる豚と旨さに秀でる豚という意味だ。
むさし麦豚はそれらを両立する"魅せる豚"だ。
2,200円、今日もごちそうさまでした。
むさし麦豚(2018/03/09)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 魅せる豚
2018/03/09 21:47