とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は信州太郎ぽーく(8回目)
夜の空気は冷えるが、私の心はマスターのとんかつへ向かっているためホットだ。
店に入り、お気に入りの席に座る。
マスターと常連さんとの会話に耳を傾けてとんかつを待つ。
話は相撲の話にも及ぶ。
そしてとんかつはできあがり、配膳される。
食べる前に香りを楽しもうと、1切れを持ち上げて鼻に近づける。
すると予想もしない位置でナッツのような香りを感じる。
これだけで良い豚であることはわかるw
赤身を食べる。
恐ろしく柔らかい。
保水力が高く、旨みを存分に感じる。
食べる直前の香りを感じたように、脂身の良い香りは心地よい。
赤身の歯ごたえと相まって、夢の中で幸せな何かを食べているようだ。
シナノスイートのフライはアップルパイのようでうまいw
少ししなびた感じの果肉は甘く、衣の甘さも加わる。
マスターから
豚が変わったの、わかった?
と聞かれる。
確かに、肉の柔らかさは明らかに違う。
リーフレットも変更されている。
商標は信州太郎ぽーく
だが、その名の由来からリーフレットは単に太郎ぽーくの名称も使う。
旨い豚を作ろうとする生産者のたゆまぬ努力はすばらしい。
2,300円、今日もごちそうさまでした。
信州太郎ぽーく(2019/01/18)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 旨いへの探求心
"皆勤賞"にかかれた文字はドイツ語だ。
その中にある私が覚えていた単語Glücklichは
うれしい
という意味だ。
生きることはうれしいことだ。
2019/01/18 21:40