2018年にとんかつ栄ちゃんで食べた限定とんかつを振り返る

2018年のとんかつ栄ちゃんは、前年に続いて、新しく登場した豚は少なかった。
  • 房総オリヴィアポーク
  • 十勝ロイヤルマンガリッツア
特別限定だった十勝ロイヤルマンガリッツアは、その風貌のインパクトだけでなく、肉のインパクトも大きかった。
脂身は唯一無二であり、特に舌触りと香りの個性は光る。
房総オリヴィアポークは旨い豚が千葉にまだいたのかと驚いた。

すでにとんかつ栄ちゃんに登場した豚も旨い。
個体差や私の体調の違いもあるだろうが、変わらず旨い豚やさらに旨いと感じた豚を知る喜びは筆舌に尽くし難い。

どの豚もすでにすばらしい。
マスターは以前から食事としての完成度を高めるためにとんかつ以外の食べ物の強化を図っているが、とんかつだけでも満足だが、食事としての満足度がさらに増した気がする。
食べる楽しみは尽きない。

しかし話は明るいことばかりでない。
PEDや豚コレラと豚を取り巻く環境は厳しい。
豚を育てる方々の愛情と苦労は並大抵のことでないが、旨さはそれらを必要条件とする。
食べる喜びの意味を考えることは重要だ。

そして旨さを演出するのはマスターだ。
とんかつの提供だけでなく、食べる側と生産者とのつながりという意味でもマスターの役割は大きい。
マスターとサポートする女将さんや秀ちゃんに感謝だ。
2018/12/29 19:25
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