とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はサチク麦王(2回目)
この豚を前回に食べた日は2014/07/25だ。
とんかつ栄ちゃんに登場する豚のとんかつを食べる度に"旨い"の基準を考え直すような新たな出会いに興奮していた頃だ。
5年の時を経て食べると私はどう感じるのか…
昼の部に訪れる。
カウンターに置かれたリーフレットに載る生産者は若くみえる。
マスターによると親子でこの豚を育てているという。
マスターは調理する前の肉を私に見せる。
赤身が白くみえるほどサシが入る。
すばらしい。
そしてとんかつはできあがり、配膳される。
まずとんかつの断面を愛でる。
あの頃に登場した豚の多くは保水力の高さにより赤身がぷっくりと張る印象が強いが、この断面はその印象をトレースする。
食べる。
フワフワした歯ごたえの赤身を噛めば旨みが出てくる。
食べているとあの頃を思い出す感じだが、改めて旨いと感じる。
脂身は純真無垢だ。
すっと融けてすっきり香る脂身を愛でながら昔に思いを馳せる。
私自身が昔と同じ感覚で食べられたことに安心する。
2,300円、今日もごちそうさまでした。
サチク麦王(2019/10/11)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- フワフワ、ワクワク。
2019/10/11 13:10