2019年にとんかつ栄ちゃんで食べた限定とんかつを振り返る
今年のとんかつ栄ちゃんで初登場した豚は六白吉豚だけのようだ。
六白吉豚は大万吉豚の"妹分"になるが、大万吉豚と別の個性を放つ豚で、大万吉豚の力強いイメージと対照的にしおらしいイメージを持った。
同じところから別のブランドを出せることにおもしろいと感じるとともに、それぞれの豚を育てる苦労を考えると携わる方々に頭が下がる。
新しい豚の数は気になる要素だが、すでに多くの常連さんから支持を得たすばらしい豚が数ヶ月ごとに登場するので、とんかつ栄ちゃんは成熟期と言えるだろう。
今年は豚が脅威にさらされた年だった。
豚コレラは一部の地方で蔓延し、徐々にその範囲を広げつつある。
豚に限らず、どの生物でも病に打ち勝つ遺伝子の登場は数億年前から脈々と行われてきた。
これは進化と言える場合もある。
しかし豚の場合は殺処分してその機会を与えないことは私は理解に苦しむ。
それよりもワクチンを使って早めに手を打つべきで、国の対応の遅さは問題だった。
話をとんかつ栄ちゃんに戻す。
豚ではなく、ブランド鶏かつが月1のペースで始まった。
新たな豚に出会うワクワク感が鶏になってやってくる…
今後も楽しみな企画だ。
今年も多くの感動はとんかつ栄ちゃんにあった。
マスターとサポートする女将さんや秀ちゃんに感謝だ。
そして食材に関係するすべての方々に感謝だ。
2019/12/29 22:06