とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はキントア(15回目)
今週の私は
先週のキントアのメンチかつの喜びに浮かれたままだ。
今の時期は夜の部が始まるまでに空は暗くなる。
開店する前に着いて夜空に現れる星を見つけてわずかな喜びを足していく。
待っている私に秀ちゃんから心遣いをいただく。
秀ちゃんの優しさに感謝だ。
そして開店し、お気に入りの席に座る。
席に着いてまもなくマスターのサプライズがある。
歌だ、キントアの歌だ!
マスターの美声にも感動だが、有言実行のマスターに感動する。
私は興奮したままで会話をしてとんかつを待つ。
とんかつができあがる。
野菜フライの野菜はフランス原産のディンキーというジャガイモだ。
添えられた塩は、いつものパウダー状のものと異なり、少し青みがかっているように見える。
赤身を食べる。
深く豊かな旨みに喜びは大きなうねりとなり、幸せの世界に漂う。
私は今まで何も付けずにこの豚を食べていたが、初めて塩を付けて食べる。
味はスクリーニングされ、あたかも胡椒のような風味を感じる。
おもしろくて不思議な感覚だ。
脂身を食べる。
香りの層は厚く、食べるごとに頭の中に香りの花が咲く。
ディンキーはでんぷんの粒子が細かく、芋の香りを楽しむ。
中落ちの肉が添えられた豚汁は十分すぎる料理の満足度をさらに高める。
幸せすぎる…
偶然だが数日前の朝のニュース番組でオテイザさんとキントアが出た。
25頭まで減ったキントアを復活させたオテイザさんと揚げの神であるマスターをはじめとするすばらしい方々でこの食事はできている。
すべてに感謝だ。
3,800円、今日もごちそうさまでした。
キントア(2019/12/20)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
- メモ
- 幸せと感謝の食事
2019/12/20 19:37