とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は彩の国黒豚(9回目)
コロナ禍は今まで以上に自主性を意識させる。
生活を構成する個々の要素も然りだ。
開店と同時に入り、マスターの話を聴いてとんかつを待つ。
今の形態の維持は不退転の決意の表れだ。
そしてとんかつはできあがり、女将さんによりお盆が据えられる。
揚げたてのとんかつを目の前に期待が高まる。
食べる。
強い旨みにやられるw
目を閉じて"旨い"を存分に堪能する。
鮮明な旨みと軽やかな香りは揚げたてならではの贅沢だ。
ぶ厚い脂身を口の中で転がし、融ける様を楽しむ。
舌や頬にぷにぷにと当たる感触も良い。
野菜フライはさつまいものフライだ。
十分に糖化された芋はまるでスイーツだ。
心を掴むほどの旨さは素材の良さと調理の技術で成り立つ。
そして素材の良さは動植物の育った環境による。
マスターをはじめ、真剣に向き合う方々がいるのだ。
2,400円、今日もごちそうさまでした。
彩の国黒豚(2020/06/12)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 旨いは敬愛
2020/06/12 19:06