とんかつ栄ちゃんで奥美濃古地鶏かつを食べる(2回目)
日差しはないが、蒸す。
日差しも不快だが、蒸すのも不快だ。
店に着いてベンチに座ると汗はシャツを濡らす。
店の外で待つと秀ちゃんと話す機会がある。
秀ちゃんによると、9月からとんかつ栄ちゃんは夜の部の開始が17:30に戻ったそうだ。
常連さんもやってきて、開店まで待つ。
開店して席に着く。
話はテレビの話だ。
テレビに出たマスターのお子さんは実に堂々としていた。
鶏かつができあがり、配膳される。
食べる前にもも肉の筋繊維を愛でる。
そして食べる。
噛めば肉汁の瑞々しさを存分に感じ、脂の香りが鼻から抜ける。
旨くて無我夢中で食べ続ける。
むね肉は単に瑞々しいだけでなく、保水力の高さで張る感じさえある。
上品な旨みに眼を閉じて味わう。
秀ちゃんによると、とんかつ栄ちゃんの鶏かつで初めて登場した鶏はこの鶏だったそうだ。
私の記録を見てもそうだった。
前回の奥美濃古地鶏かつで私はLevel 1だったが、今の私はLevel 5くらいになっただろうか…
豚は豚の良さがあるが、鶏は鶏の良さがある。
いかにその良さを感じられるかは私にとって挑戦だ。
2,000円、今日もごちそうさまでした。
2020/09/02 19:20