とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はゴールデン・ボア・ポーク(18回目)

店の前に置かれたベンチで開店のときを待つ。
すると秀ちゃんからメダカの子が孵化したことを知らされる。
ベンチの後ろに置かれた水槽に1cmにも満たない針のような魚が泳ぐ。
別の水槽にいる金魚は、産卵が間近なのだろうか、腹が膨らんでいる。
5月は春から夏へと勢いがある時期だ。
命が輝く。

マスターにも会う。
来週の視察のために散髪をしたという。
豚舎への立ち入りは細心の注意が求められる…

店の前を今日はゴールデンウィークか?いう話をする親子が通る。
私はそれを聞いてゴールデン・ボア・ポークはゴールデンウィークにかけてこの時期に登場するのか?!と今になって疑問に持つ。

開店し、席に着く。
マスターから今回の肉を見せていただく。
濃い色の赤身は猪の血を引く証だ。

マスターと女将さんとの会話を楽しんでとんかつを待つ。
そしてとんかつができあがり、配膳される。

赤身の濃さからイメージするとおりの旨みの厚い層を口全体で感じる。
座っている席は私のお気に入りの席だ。
壁に寄りかかり、旨みの世界に浸る。

脂身を口に含むと香りは口に広がり、私の頭に広がる。
また壁に寄りかかって香りの宇宙に漂うw

今回はもう1つ楽しみがある。
淡路島産の玉ネギのフライだ。
全くえぐみがない、甘みに集中して味わえる。

猪豚がもたらす旨みと香りの恩恵を今回も存分に楽しむ。
玉ネギのフライはとんかつとともに相乗効果をもたらす。
幸せはここにある。
2,700円、今日もごちそうさまでした

ゴールデン・ボア・ポーク(2022/05/06)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
すべてがゴールデン
2022/05/06 19:49
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