とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はワイントン(4回目)

春の陽気に心は浮かれ、限定とんかつの幸せを求めて店に向かう。
店の冷蔵庫は故障し、氷で冷やしているという。
店の近くに氷屋さんがあるそうだが、氷の需要は予想よりあるようだ。

マスターから肉を見せていただく。
ぶ厚く乗る脂身が目を引く。
リブ側でない肉にサシはほとんどなく、赤身は一様的かつ艶やかに見える。

マスターと話を聴いてとんかつを待つ。
そしてできあがる。

とんかつの1切れを取り、軽く息を吸い、それから存分に香りを吸う。
揚げたての香りは幸せへの序章だ。
赤身を食べる。
張りが強い感じの歯ごたえが良い
歯が肉に入る瞬間はソーセージを噛む感じに似ている。
旨みは今日の陽気に合うように心を浮き立たせる若さがある。

脂身も張りがある。
融ける前に歯で崩すと散るように融ける。

今回のワイントンは歯ごたえに惹かれた。
これで4回目のワイントンだが、すべて別の豚のような印象だ。
ストーリーがある豚も良いが、謎多き豚も私は好きだw
2,600円、今日もごちそうさまでした。

ワイントン(2023/03/10)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
春が来た。
14時近くになると氷を買うためにマスターは氷屋さんへ急いで向かう。
近くに氷屋さんがあったことは不幸中の幸いだ。
2023/03/10 14:48
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