とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は吉備の華(3回目)

私の中で飛ぶ鳥を落とす勢いの豚はこの豚だ。
華ちゃんがすばらしい仕事をする。

席に着き、マスターから肉を見せていただく。
大陸系の豚を思わせる雄々しい赤身を見せつける。
この時点で濃い旨さは確定するw

会話を楽しみ、とんかつができあがると女将さんに配膳される。
断面を愛でる。
愛でるというより、喜びに沸く。
断面の筋繊維を見ているだけでもただならぬ力強さを感じる。

食べると力強い旨みが口の中を駆け巡る。
これだ、この旨みなんだ！と食べている喜びを超える感情に満たされる。
すばらしい赤身だ。

脂身も良い。
脂が良いからソースとの相性も良い。
この豚も夏の酷暑を生き抜いた。
やはり夏を耐える豚は生命力がある豚だから旨いと言える気がする。

私はこの豚に惚れている。
とんかつ栄ちゃんは今年のこの豚を独占したはずだが、この先もお願いしたいw
3,000円、今日もごちそうさまでした。