とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はゴールデン・ボア・ポーク

この豚は猪の血が入っている。
やはり歯ごたえがあるが、きちんと咀嚼できる程よい堅さを持つ。

赤身の味は濃い。
これも猪が入っているからだろう。
濃いからといって、嫌な獣臭は全くしない。
純粋にうまい。

脂身は抑え目に香るが、フルーティーな感じもある。
濃い味が好きなら、この豚の赤身はいい。

2,290円、今日もごちそうさまでした。

ゴールデン・ボア・ポーク

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
肉が食いたーい!というときに食べると満足できる。
赤身が良く、このしっかりした味を楽しむ。
実は…とんかつを食べていると、マスターが小さい器を置いてくれた。
中にはラフテーが入ってる。
マスターが柏幻霜ポークのラフテーと言う。

柏幻霜の…と言われて反射的に食べたw
いつもの、やんばる豚のラフテーはうまい。
しかし柏幻霜ポークのラフテーもうまい。

脂身がねっとりととろける。
しかも泡盛の香りと相まって、幸せな味が口に広がる。
贔屓の店を持っているからこそ味わえる贅沢だ。

柏幻霜ポークの生産者・寺田社長の言葉を思い出した。
うちの豚を売ってやる。
寺田社長は自信があるからこれが言える。

食べる方も食ってやるという意気込みで堂々と食べればいい。
調理する方も食わせてやるという気構えでいい。

相手に媚びる必要はない。
お互いが真剣にぶつかり合えば心が通う。
心が通うからこそできる信頼関係がある。

常連とは、この信頼関係を築くことだと思う。
贔屓とは、この信頼関係を続けることだと思う。
2012/11/02 23:01
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