青森・鯵ヶ沢の豚で、とんかつ栄ちゃんで始めて扱う。
マスターが長谷川自然牧場に訪れているので、期待できる。
この豚の特徴は肥育期間の長さにある。
通常の豚は生後6ヶ月、とんかつ栄ちゃんで扱う主な豚は生後8ヶ月で出荷される。
しかし長谷川の自然熟成豚は10ヶ月も肥育させる。
また餌には独自の発酵飼料を使い、さらにジャガイモを与えているという。
マスターに調理前の肉を見せてもらったが、とにかくすばらしい。
厚みがある脂身が赤身を覆い、リブ側の赤身に恐ろしいほどにサシがはいる。
見ただけで鳥肌が立ったほど、堂々とした肉がすばらしい。
リブ側とそうでない側を選ぶ機会があった。
しかし赤身と脂身をそれぞれ堪能する目的があるので、リブ側でない方を注文する。
飼育期間と餌がどのように味や歯ごたえに反映されるかを確かめながら食べる。
赤身は軽く弾ける感じの弾力がある。
その弾ける赤身に味が蓄えられている。
マスターによると、今回の豚は8月7日に屠畜した後に熟成されている。
味にノイズはなく、純粋に繊細な味が楽しむ。
脂身も良い。
噛むごとに口の中に溢れる脂はやや独特な香りを持ち、旨い。
丁寧な肥育がそのまま味に出ている。
1,850円、今日もごちそうさまでした。
長谷川の自然熟成豚
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- メモ
- 丁寧な肥育が味に出ている。
2013/08/23 20:12