青函トンネルの竜飛海底駅に行く
これが今日のメインイベントだが、それまで時間はある。
ホテルで朝食を済ませ、早めにチェックアウトする。
そして昨日も行った五稜郭にまた行くw
ボートを楽しむ目的だが、朝早すぎたのか、お店は開いていない。
諦めて五稜郭を去る。
時間はまだある。
函館競馬場に行く。
すでに多くの人が賭けに興じる。
巨大スクリーンに中山競馬場と阪神競馬場のレースが放送されている。
スタンド棟の中はきれいで、熱心な競馬ファンはパドックシートの最前列に座っている。
昔の競馬場のイメージとは違い、今の競馬場は気軽に入って楽しめる。
今日はハーフマラソンが行われている。
市電は五稜郭公園前止まりで、バスによる代替輸送が行われる。
市電とバスの代替輸送を乗り継ぎ、函館駅に着く。
スーパー白鳥に乗る。
低速の789系はすこぶる安定している。
レールの継目で音は聞こえるが振動しない。
途中で待ち合わせした列車に785系300番台が見え、少し興奮するw
竜飛海底駅に着く5分前に2号車の入り口に向かう。
駅に近づくごとに列車は減速する。
12‰の勾配で正確な位置に列車を停車させる運転士さんのスキルはすごい。
降車はスムーズで、普通の駅に降りる感じで降りる。
見学者は一度集められて、ガイドさんの注意事項を聞く。
11月に竜飛海底駅がなくなるため、定員30名のコースは連日満員らしい。
そのため10月から定員を増やして40名にするらしい。
ガイドさんの後について移動する。
装置などの前にくる度にガイドさんの説明を受ける。
語り口がやわらかいガイドさんの説明はわかりやすい。
そこで竜飛海底駅の正式名称は
竜飛定点
であることを知る。
やはり青函トンネルの工事は水との戦いだった。
今も毎分20tの水が湧き出ていて、それをポンプで汲み上げている。
その水は70%が真水で30%が海水といい、この比率は意外だった。
ガイドさんの話を聞きながらさらに進む。
1対の風門を通る。
火災のときに風の道になるので、人が通る扉は交互に開閉される。
展示物の横を通りながら先に進むとケーブルカーがある。
車体には
せいかん 1
とあり、もぐら号という愛称がある。
このケーブルカーで地上を目指すが、時々もの凄い振動があるw
終着駅の青函トンネル記念館駅に着く。
ここで一時解散となる。
解散前にガイドさんは
階段国道
の行き方を説明していた。
階段国道を意識していなかったが、ここまで来たなら行ってみたい。
集合時間まで時間の余裕はない。
道に迷うのを恐れながらも階段国道の標識が見えて安心する。
国道339のプレートは誇らしく階段の入り口の脇に立っている。
階段の中央に設置された柵は中央分離帯に相当するのだろうか?w
階段は広くないが整備され、両脇にはあじさいが咲く。
時期が合えば綺麗な道になるだろう…
時間がないので、数段降りて戻るw
記念館に戻ると集合時間まで5分余る。
集合時間まで青函トンネル記念館の展示物を見る。
帰りのケーブルカーのチケットを受け取り、竜飛海底駅に戻る。
今度は下りホームから乗車する。
ホームについてからもガイドさんから説明を受ける。
その間に上りホームを通過する列車を見送る。
トンネルの中で見る列車は不思議な感じがする。
ついに帰りの列車の白鳥23号が来る。
列車の中にいる車掌さんはドアコックを操り、手動で扉を開ける。
見学者は次々と開いた扉から乗り込む。
私もガイドさんにお礼を言いながら列車に乗り込む。
やはり青函トンネルは見る価値はあった。
しかし駅がなくなるのは残念だ…
行程
発 | → | 着 | 移動方法 |
松風町 | → | 五稜郭公園前 | 函館市電 |
五稜郭公園前 | → | 競馬場前 |
競馬場前 | → | 五稜郭公園前 |
五稜郭 | → | 函館市電:函館駅前付近 | 電車代行バス |
函館 | → | 竜飛海底 | スーパー白鳥30号 |
竜飛海底 | → | 木古内 | 白鳥23号 |
木古内 | → | 新青森 | スーパー白鳥40号 |
新青森 | → | 東京 | はやぶさ18号 |
2013/09/29 23:11