とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は藏尾ポーク(2回目)

マスターによると、この豚の予約は圧倒的に多いらしい。
この豚のファンは多いようだ。

赤身から食べる。
筋繊維の細かさは群を抜く。
歯ごたえは柔らかいが、歯を受け止めながら肉の剪断に至る。
筋繊維の細かさによる独特の歯ごたえがある。

繊細で気品がある味は前回と変わらない。
気品がある=野性味がないゆえに、強い味で個性を感じる豚ではない。
しかし味の繊細さは他の豚のそれと比べると違うように思える。
味の繊細さを織物で例えるなら、他の豚が綿織物なら藏尾ポークは肌触りが良い絹織物である。
この繊細さは見事というしかない。

脂身は軽く甘さが香る。
赤身の味とバランスは良い。
餌のバウムクーヘンが効いているのだろう…

藏尾ポークはわかる人なら熱狂的になる通好みの豚というのだろうか。
ファンが多いのも納得する。
2,980円、今日もごちそうさまでした。

藏尾ポーク(2014/01/31)

歯ごたえ
やわらか←☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
味の繊細さは桁が違う。
2014/01/31 22:35
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