マスターは
香り豚の香りは生産者の娘さんの名前
と言う。
今までどんな香りがするか楽しみにしていたので、衝撃が大きい。
揚げる前の豚肉を見せてもらうと、リブ側に良く入ったサシが目を引く。
このサシの誘惑に負けて、リブ側の肉をお願いする。
香り豚の香りは匂いの意味でなかったが、マスターが扱う豚である。
悪くないだろうと思って食べるが、悪くないどころか、すこぶる良い。
赤身は柔らかく、筋繊維が簡単にほどける。
味も濃くて旨い。
2切れ食べたところで不思議なことに気づく。
この豚は2種類の赤身を持ち、それぞれがきれいに分かれる。
グレーの赤身は濃い味を、白色の赤身は食べやすい味を生む。
赤身だけで味の変化を楽しめるのは初めてだ。
脂身も良く、特に香りが良い。
香り豚の名前はその匂いに由来しますと言われても納得できる。
オレイン酸とは違う軽やかな香りが鼻から抜ける度に楽しくなる。
私には香り豚の香りは匂いの意味で通用するw
1,900円、今日もごちそうさまでした。
香り豚
- 歯ごたえ
- やわらか←☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 脂身の香りとハイブリッド赤身に満足する。
お店の床が張り替えられ、卓上の胡麻ミルが新しくなった。
2014/03/21 20:30