カシオペアスイートの展望室は最高だ!

上野駅を抜けたカシオペアは徐々に加速する。
今日の天気は晴れで、見晴らしが良い。
ソファーから少し身を乗り出せば180°以上の眺望がある。
言葉で表せない何かを超越した感動がある。
展望室、最高!が口癖になるw

姉はタバコのニオイの件を車掌さんに伝えるために部屋を出る。
しかし1号車の車掌室に車掌さんはおらず、姉は戻ってくる。

上野駅を出発して10分くらい経った頃だろうか。
男性のスタッフさんによりミニバーセットが運ばれる。
カシオペアスイートに運ばれたミニバーセット
しかし私も姉も酒を飲まない…
スタッフさんに尋ねて、おみやげとしてボトルを持ち帰ることにする。

私たちは展望室で夕食のカシオペア懐石御膳をいただく予定だった。
しかしスタッフさんからディナーの2回目に空きがあることを告げられる。
展望室で食べる方が贅沢かと思っていたが、2回目の時間帯は夜だ。
車窓には影響ないだろうと思い、ダイニングカーでの夕食に変更する。

このスタッフさんの接客も丁寧ですばらしい。
そこでタバコのニオイの件について話すと、何とかしてくれるようだ。

グラスに氷と上野駅で買ったお~いお茶を注ぎ、車窓を眺めながら飲む。
夢のような時が流れる。

京浜東北線の列車を追い抜かし、快調に進む。
各駅で人々の視線が気になるが、それは私の思い違いだろう。
彼らは列車を見ているはずだ…

興奮は覚めず、落ち着いていられない。
窓から下を覗くと2本のレールと飛ぶように去っていく枕木が見える。
床がないという不思議な感覚に出る言葉は展望室、最高!であるw

大宮駅を出ると車掌さんが消臭スプレーを持って展望室にいらっしゃる。
スタッフさんはタバコのニオイの件を車掌さんに伝えたようだ。
姉はスプレーを借りてトイレ・シャワールームの消臭を試みる。
消臭が効いたのか、私の鼻が慣れたのか、ニオイが気にならなくなる。

夕暮れ時に利根川を渡る。
夕暮れ時にカシオペアは利根川橋りょうを渡る
日が沈むと山側に見える山と空のコントラストがきれいだ。
日が沈んで山側に見える山と空 @ カシオペアスイート(展望室)
山側が見えるのは展望室、通路、ダイニングカーとラウンジカーしかない。
部屋に限ると展望室だけであり、やはり展望室、最高!である。
2014/09/16 17:52
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