とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は阿波の金時豚(3回目)

私の愛する豚が来ると思うと胸は高鳴る。

先週、マスターはこの豚の生産者である黒谷さんを訪ねている。
マスターのSNSを見ると、黒谷さんが直売するアグリガーデンにこのブログの阿波の金時豚に関する記事が貼られていたらしい。
私の稚拙な文章で恐縮する。
しかし阿波の金時豚のすばらしさは伝わったと願う。

店に着くが、今日のとんかつ栄ちゃんの盛況ぶりはいつも以上だ。
外で待ち、カウンターの席に座ってからも待つ。
マスターによると阿波の金時豚は良く出ているらしい。
阿波の金時豚はとんかつ栄ちゃんに2回しか登場していないが、お客さんはこの豚の良さをすでに知っているようだ。

私の分のとんかつができあがり、食べる。

今回の赤身も旨い。
旨味だけでなく、香りに奥行きを感じる。
マスターは少し獣臭い?と言う。
確かにそうも思えるが、それが香りに奥行きを与えている。

赤身も旨いが、脂身は阿波の金時豚の真骨頂だろう。
良く融けて良く香る。
甘い香りを長く感じようと息を鼻から出し続け、息を吸うのを忘れて苦しくなる。
それほど香りが愛おしい。

野菜の揚げ物として金時芋が添えられる。
金時芋の蜜は甘く、食後のデザートの感覚で食べる。
食事としての満足感はさらに増幅される。

やはりこの豚を愛してやまない。
そして阿波の金時豚と金時芋で徳島の魅力を見せつけられた。
2,100円、今日もごちそうさまでした。

阿波の金時豚(2015/05/22)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
この豚が愛おしくなる。
2015/05/22 23:31
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