とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は阿波の金時豚

名前の通りで阿波の金時芋を配合したエサを与えているらしい。

待つ間にマスターや常連さんの話を聞く。
マスターや常連さんのこの豚に対する評価は高い。
それを聞くだけで期待感は倍増する。

しかしさつまいもをエサに与えている豚は過去にもあった。
今回はその安定した味の再確認だろうという気持ちもある。

とんかつができあがり、どうなるかを見極めるべく食べる。

赤身は実に旨い。
程々の量の肉汁に旨みが凝縮されている。

歯応えは他の豚に比べるとやや堅めだろうか。
しっかり噛むごとに旨みを感じるので、肉を食べる満足感は大きい。

そして予想外のことが起こる。
脂身を食べたときに脳がでんぐり返りする。
それほど衝撃的にすばらしい。
旨くて香る脂身に感動を覚える。
このリッチな味と香りはどことなくナッツに似ている感じがする。

私が愛すべき豚が出てきた。
この豚を愛さずにはいられない。
2,100円、今日もごちそうさまでした。

阿波の金時豚

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
メモ
この豚も愛すべきである。
テーブルに置かれたリーフレットを見る。
レーダーチャートでは阿波の金時豚は四国の一般的な豚に比べて1.4倍ほど上回る項目が4つある。
1.4倍でこの旨さである。
マスターも言っているが、四国は豚の質が高いようだ。
2014/08/29 22:47
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