とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は虹の豚(4回目)
先週マスターからこの豚の登場は2年ぶりであることを告げられ、去年この豚を食べていない事実に驚いた。
この豚も他の豚に負けずに旨いので、楽しみにしながら店に入る。
お気に入りの席に座り、とんかつを待つ。
マスターは
昨日(メンチかつを食べに)来たお客さんの多くは1日空けると思っていたらしい。
残念!メンチかつととんかつは別物であって別腹ですw
理由もある。
とんかつを待っていると女将さんとマスターのお子さんが帰ってくる。
数週間見ないうちに彼は大きくなっているように見える。
気のせいだろうか…
マスターのお子さんは好奇心が旺盛になっている。
聞かれたことに対して答えていると、とんかつができあがる。
今までにない感覚を得る。
肉の断面を見ると保水力があるように見えない。
しかし噛めばすこぶる旨い肉汁が洪水となって口の中で暴れるw
畏怖すら感じるほどだ。
脂はよく香り、食べるたびに心地よく感じる。
すばらしい。
マスターは
数秒早く(フライヤーから)上げた
という。
豚肉と"会話"できるからなせる職人技だ。
改めてこの豚とマスターの技に魅了された。
2,300円、今日もごちそうさまでした。
虹の豚(2016/02/13)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
- メモ
- Awesome!
私が考える"揚げ物"の定義は主に液体により食材をその周囲から短時間で加熱する調理法およびその調理法でできた食品のことを言う。
ここの液体とは、食べても無害であるもので、通常は油または脂を指す。
空気に比べて熱伝導率が良く、水よりも沸点が高温である液体は油と脂だ。
衣をつける場合、衣の中の食材は蒸されることに等しい。
確かに揚げ物は油(または脂)と密接に事実上の関係がある。
最悪なのは悪い油で揚げられた揚げ物だろう。
衣のパン粉は油をよく保持するために、悪い油で胃がもたれた経験を誰もがしたことがあるはずだ。
しかしとんかつ栄ちゃんで食べる揚げ物で胃がもたれたことはない。
真っ当な揚げ物で胃がもたれる心配をする必要はなく、とんかつ栄ちゃんのお客さんはそれをわかっているのだ。
2016/02/12 22:18